2011年8月20日土曜日

ゼノブレイドについて暑く語る

この1年、時間があるときにちょっとずつ進めているWiiのゲームがゼノブレイドなのですよ。お盆休みがあったので最近とくにガッツリやりまして、今ぼくの中で熱気を帯びています。

このゲーム、凄く「スーファミ時代のRPG臭」がしていて、でも古くさくなく、ぼくと同世代の「昔RPG好きでした」層に凄くオススメしたいので語らせて頂きます。

どう「スーファミ時代」だと思うかというと、これは全然専門家でもなんでもないぼくの個人的な意見なのですが、ポケモンが流行だした頃くらいから、RPGは大きく2つの流れになった気がしていて、

1つは「ゲームの中で集めたり育てたりしたものを友達と交換すること」がメインの遊び方のジャンル。でも、こちらはまわりに自分と同じように大人になってもゲームをしている友達がいないとさっぱり面白くない。

それからもう1つは、ポケモン前の「ゲームの世界観にどっぷりトリップして、その世界について妄想したり友達と語り合ったりする」ジャンルなのですが、こちらはどんどんシステムが複雑になったり、映像が美しすぎて映画なのかゲームなのか感が強まっていった感がして、ゆっくりゲームする時間のないぼくらは「ちょっとオニイさんたちには付いていけないよ」感が出てきたように思っていたのです。

そこにきてのゼノブレイドなのですが、後者の「どっぷり世界観にハマらせてくれる壮大なストーリーのゲーム」で、システムがそんなにややこしくないゲームなんですよね。

「大昔に巨神と機神という2人の神が戦って、同士討ちになって、立ったままのその骸の上に僕たちは住んでいる」ていう設定だけでテンションが上がるわけです。で、巨神界に住んでる主人公たちは、ずっと機神界からの侵略を受けていて、圧倒的な力を持った機神たちになす術無しな状態なのですが、唯一機神にダメージを与えることのできる「モナド」という剣があって。でも誰も剣が抜けなくて、そんな「モナド」がうっかり主人公は抜けちゃったから機神界に反撃だ!っていう「聖剣持った勇者」ストーリー。これが王道過ぎて「これこれ!」って感じでたまらん。

でこのゲーム、この世界観をどっぷりと堪能させてくれるように凄くよくできてると思うんですよ。とくにRPGの華のバトルですが、プレーヤーが動かすのはパーティーの中で選んだ1人だけで、あとは勝手に戦ってくれます。でも、細かな作戦は特にありません。あらかじめ、いくつかのスキルを設定しておけば適宜使ってくれる、というスンポーです。なのですが、このゲーム、戦闘中にアイテムを使うとか、MPの概念とか、そういうのがいっさいないんですよ。設定しておいた技を駆使して戦うだけで、このスキルも一回使うと一定時間使えないだけで、何かが減るわけでもなく(通常攻撃を何発か繰り出せばまた使えるようになるって設定)、そしてHPは戦闘が終われば自動全回復するという仕様。これが凄い楽。

ゲーム始めてすぐに、主人公たちの街が機神界の方々に襲われるのですが、主人公たちはド派手な技をガンガンに繰り出して応戦します。ゲームのシステムをよくわからないままのぼくは、「こんなに派手に技使いまくって大丈夫か?HPはいつ回復したら良いんだ!?」と焦った次第です。

そしてじゃあ、プレーヤーはなにをすれば良いかって言うと、「あのキャラのこの技を使ったあとにこっちの技を使うと敵が転倒する」とか「仲間が攻撃をミスったり、クリティカルヒットを出したときや、敵の攻撃を予知したとき(主人公はモナドの力でちょっと先の未来がたまに見えるキャラなんです)タイミングよく声かけをする」なんていう仕事があって、わりと忙しいわけなんです。が、それがすごく「仲間と一緒に戦ってる感」を醸し出すわけでぐいぐいとハマっていくことになります。

そして、舞台が凄くきれい。WiiなのでPS3に比べれば画像は荒いわけなのですが、ぼくらスーファミ、プレステ世代には十分なきれいさ。むしろある程度荒い方が、脳内で勝手に想像できていいくらい。探索するだけで経験値がもらえるので、景色観ながらフィールド歩いてるだけでもレベル上げになるのです。楽しい。

そう考えると、Wiiで発売されてるのも「子どもが寝静まったあと、夜中にこっそりWii借りて遊ぶパパママ狙い」って気もするんですよね。

というわけで、仕事に育児に大変な「昔はゲームよくやってたんだけどな~」という同年代にオススメしたく、だらだらのレコメンドさせていただきました。ご清聴ありがとうございました。

2011年5月29日日曜日

MacのブートキャンプでWindows使ってる時のプリントスクリーンについて

一応本業(?)で描いてる絵は1年1枚ペースで、なかなか「やりきった感」を味わえず、日々産みの苦しみと戦うはめになってるぼくですが、そこへいくとパソコンで描くイラストは短いスパンで絵の完成を感じることができて楽しいわけです。

ペースはホント遅いんですが常に何か描いてる状態なわけです(仕事と育児の合間に…)

というわけで以前Windowsを使ってた頃はプリントスクリーンで「今こんな感じの描いてますよ」みたいなのをアップできたのですが、現在のぼくのパソコン環境がMacで、でもフォトショップはWindows版なもんですからブートキャンプでWindows立ち上げてやってるわけなんですよ。

そうすると、MacのキーボードでWindowsのプリントスクリーンのやり方がわからず困ったことになってるわけですな。


だがしかし、そこはやっぱりネットの世界のイイトコロ。Googleで「ブートキャンプ」「プリントスクリーン」と検索するだけで解決方法が瞬時にでてきたのであった。

KbdAppleというアプリケーションをダウンロードすると一撃のもとにこの問題は解決。すばらしい。
要はMacのキーボードをブートキャンプで使ってるWindowsで純正のWindowsパソコンのキーボードのように使えるようにしてくれるアプリってわけでした。

大助かり!